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マネーミュール:知らないうちに詐欺の共犯者になる罠

2/20/2026

「口座を一時的に貸すだけで5万円」「荷物の受け取りをするだけ。簡単なお仕事です」—— こういった求人広告に応じた人がマネーミュール(資金運搬役)になり、詐欺犯罪に加担する。 警察庁は2024年に「闇バイト関連での逮捕者は前年比3.2倍」と発表した。

マネーミュールの種類

  • 受け子: 詐欺被害者から現金を受け取る役。「孫」を装い高齢者宅を訪問するケースが最多
  • 出し子: ATMから現金を引き出す役。複数のATMを転々とする
  • 口座売買: 自分の銀行口座を詐欺グループに売る(口座売買だけでも犯罪)
  • 転送役: 被害金を別の口座に転送する役(海外犯罪組織との接点になる)

募集の見分け方

問題のある求人には以下の共通パターンがある:

  • 日払い・週払いで「簡単な作業」なのに日給2万〜5万円
  • InstagramのDM・TelegramやSignalでの接触
  • 「荷物に何が入っているか聞かないで」という指示
  • 「身分証のコピーを先に送って」という要求(身分証で逃げ場を塞ぐ)
  • 「ミスしたら全額弁済」という契約(恐喝のための口実)

法的リスク

「自分は使われただけ」は通用しない。 詐欺罪(刑法246条)は実行犯と共犯者の区別なく適用される。 懲役10年以下または罰金50万円以下。被害額の全額弁済も求められる。 2024年に逮捕された受け子の平均年齢は22歳、うち57%が初犯。

「バイトだと思っていた。でも逮捕されて初めて、自分が特殊詐欺の 『受け子』だったと知った。被害者のおばあちゃんの顔が忘れられない」(逮捕された21歳の証言)

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